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2005年10月29日

PDFその2

 印刷用のDTPデータから容易に生成でき、データ圧縮も行い、かつOSやハードに依存しないなどの理由で、PDFはインターネットの普及とともに、電子ドキュメントの配布、交換で世界的に普及しました。さらに、企業内でドキュメント管理を行う場合は、従来の紙媒体をPDFに置き換えれば保存スペースの節約になり経時変化による劣化もありません。
また既に読んだこと、同意したこと、校正用に準備できていることを証明するために電子署名ができます。文章に追加された全署名を閲覧したり、その署名の有効性のチェック、署名時点での文書への差し戻しなどができます。
 注釈機能は、複数の閲覧者が各々のコメントを記入してドキュメントに付加するノート機能や印章をイメージ化できるスタンプ機能などからなっています。この注釈機能は、注釈ファイルとしてドキュメントと分離して送信したり、送信された注釈ファイルを集約してドキュメント上で統合することもでき、グループでの校正や編集に有効です。
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2005年10月27日

PDFその1

 今日から4回に分けてPDFについて見ていきます。PDFはかなり奥が深く、しっかり理解する必要がある項目なので、いずれ特集を組んで勉強していきたいと思います。
 ポストスクリプトの技術を元にアドビシステムズ社が開発したのが、PDF(PortableDocumentFormat)は、電子ドキュメントとしての標準フォーマットと、印刷工程におけるレイアウトデータの授受に利用されるフォーマットであるという、大きく二通りの意味があります。
ポストスクリプトからプログラミング用の繰り返しや分岐条件などの要素を取り払って、表示中心の演算子を短縮した構造がPDFの基本です。PDFではフォントを含めた全オブジェクトがページ単位で記述されるので、任意のページを独立して処理することが可能です。
PDFの仕様は、PDFを生成する代表的なアプリケーションであるアドビシステムズ社のアクロバットのバージョンとともに一部追加されています。すなわち、PDF1.3はアクロバット4に相当する形式で、以下の3つのサポートをしています。
@ダブルトーンやICCプロファイルのサポート
A2バイトフォントのエンベット
BデバイスNという複数のデバイスの色空間をサポート
PDF1.4はアクロバット5に相当し、OpenTypeフォントや透明効果がサポートされるようになりました。
PDF1.5はアクロバット6に相当し、JPEG2000がサポートされています。
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2005年10月25日

印刷再現の品質管理その2

 プロセスインキは原理的にCMYの等量混合で無彩色となるのが良いが、実際にはシアンとマゼンタインキの色相的な欠陥から、ニュートラルなグレーにならず、少し赤みがかったグレーになります。そのため50%付近の平網でシアンに対してマゼンタとイエローを10%程度少なくした組み合わせを作ります。CMYの3色のバランスをとるのに、ブラックの50%の平網をグレーの基準として併置しておくとわかり易いでしょう。
 カラー印刷物のシャドウ部はスミインキだけでは黒に深みがでないし、ゴミによるピンホールも出やすくなります。したがってスミベタの下には色版の平網を入れることがあります。通常はシアンを60%程度入れますが、黒の色みの調整のためマゼンタやイエローを入れることもあります。
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2005年10月24日

印刷再現の品質管理その1

 ここまで勉強してきた網点を、実際に印刷する場合に注意することを見て行きましょう。
安定したオフセット印刷をするためには、紙上でインキ膜厚が1〜2ミクロン前後で刷られるように管理しなければなりません。インキ膜厚が大きくなるとカラーバランスが崩れるだけでなく、裏つきなどのトラブルの原因にもなります。反対に膜厚が小さいと印刷物の色調にボリューム感が不足し、ベタのつぶれが悪くなる。
インキ膜厚は直接に計測はできませんが、濃度と一定の関係があり、膜厚が増すにつれてカラー濃度も高くなります。印刷工場の実作業ではベタ濃度を測定してインキの適正量を管理しています。
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2005年10月22日

モアレとスクリーニング

 AM網点は2次元に規則的に並んでいるものです。網点の線数とは1インチあたりに並ぶ網点の数をいいます。色版を重ねるときに別の新たなパターンが発生するのをモアレといい、網線数よりも粗いです。モアレをなくすことはできませんが、目立たなくするために、各色版のスクリーン角度を変えます。重量なスミ版は、人の目に網点が最も目立ちにくい角度である45度に置き、それに対してシアンとマゼンタの各版をそれぞれ30度づつずらして置きます。そしてこれらの3色のうち、いずれか2色の中間に、最も目立ちにくいイエロー版を置きます。
 伝統的なスクリーニングでは、網点は一定の密度で配置され、濃淡表現のために変化させるのは、そのです。これに対し点の径を一定にして点の密度を制御することで濃淡を表現するのがFMスクリーニングです。規則性がない点の並びなのでモアレはでません。
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2005年10月20日

ドットゲインその2

 しばらく間が空いてしまいました。すみません!では、前回の続きです。
ドットゲイン量は印刷の網点パーセントが元のフィルムの網点に比べてどの程度大きいかを示し、スクエアドットの時は網点サイズが50%のあたりで最も大きくなります。その理由はドットゲインは網点の周長に依存しているからです。
ドットゲインは、印刷機のブランケット・圧胴などシリンダー間で紙面にインキが広がって転移する機械的な作用と、光が紙の内部に入り、網点周囲ににじみのような現象を起こす光学的な作用に大別できます。実際にはその両方が組み合わさて計測されるようです。
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2005年10月15日

ドットゲインその1

 今日からは、画像などのデータを紙に印刷する際に問題となる網点について説明していきます。 
 一般に印刷物上では刷版上に比べて、網点が大きくなります。この現象をドットゲインといい、十分に管理されていないと印刷物のカラーバランスが崩れる原因になります。 
ドットゲイン量は、刷版焼付け時間や印刷機の種類、調整などの影響を受けて変化します。校正刷りより本機刷りで多く、本機刷りでは巻取り式の方が多い傾向にあります。
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2005年10月14日

印刷と画像品質

 印刷用紙の選択は画像品質に大きく影響し、印刷物の発色には紙の白色度が大きく影響しています。印刷物の彩度を高くするには、アート・コート系の用紙を使い、印刷面に光沢を望む場合もアート・コート系を使います。
表面が粗く乱反射が多い紙は、印刷濃度が低くなる傾向があります。同じインキ量を刷ったときに濃度が低く感じられるのは上質系の用紙です。
 印刷用紙の吸油性(吸収性)が高いと、ベタ印刷の場合、裏が透けて見える裏ヌケを起こしやすくなります。逆に、カード紙のような紙は一般にインキの吸油性が低く、印刷時にベタ部分などで裏移りが発生しやすくなります。
パッケージなど均一なベタ部分が多い印刷物では、絵柄の配置が悪いと、印刷時にベタ部分の濃度ムラであるゴーストが発生することがあります。この発生の程度は印刷条件に左右されます。この問題を回避するには、絵柄の面付けを工夫したり、版面外に補正用のベタ刷りこみを行うなどがありますが、根本的にはデザインの変更が望ましいでしょう。
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2005年10月13日

シャープネスの設定

 高い空間周波数成分とは画像の微細な変化に富んだところであり、これが多い画像はシャープに見えます。画像の見かけの鮮明さを向上させるためには、USM(アンシャープマスキング)処理をします。これにより細かい濃淡変化がある部分だけコントラストを強めたようになるので、強くしすぎると擬似輪郭が発生します。
 印刷物は網点化を行うので、高い空間周波数成分のところの再現が難しく、ハイエンドCMYKスキャナは、前もってシャープネスを強くかける処理を行ってきました。デジカメで撮影した画像データでは基本的にシャープネスは弱くかかっています。
 シャープネス量は、原稿から判断して調整しないと不自然な感じになることがあります。一般に人の顔や肌などはシャープネスを弱めにし、金属の表面などは強めにします。シャープネスの設定はトリミングしてリサイズの後に行うべきものです。
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2005年10月10日

調子設定(印刷物編)

 カラーフィルムに比べて印刷物の色再現域は狭いので、スキャンした画像はデータは濃度域圧縮を行います。
画像の調子はハイライトから中間にかけての再現性が重要視され、逆に階調数が少なくなるのは中間からシャドウにかけてです。
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2005年10月09日

調子設定(カラーフィルム編)

 画像記録材料の明暗の表現できる範囲を濃度域(Density Range)といい、濃度域Dは常用対数で表す。濃度値の計算は、例えば透過濃度1.0のフィルムを2枚重ねたときの濃度は2.0となります。
リバーサルカラーフィルムの濃度域はおよそ2.4〜3.5であり、これは約1000階調前後に相当します。一方印刷物の濃度域はおよそ1.8〜2.0で、階調数はカラーフィルムの約10分の1です。
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2005年10月08日

露光アンダー、露光オーバーその2

 写真原稿は適正露光で撮影することが最も大切です。撮影時に露光量が多すぎると露光オーバーになり、全体の調子が明るくなります。極端な場合はハイライト側の濃淡変化が無くなってしまいます。フォトショップでも調子を復元することはほぼ不可能です。
反対に露光量が少ないものを露光アンダーといいます。この写真原稿は濃度域が狭く、明暗の改善のためにレンジを再設定すると階調が粗くなってしまいます。
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2005年10月06日

露光アンダー、露光オーバーその1

 写真原稿の例として、白いウェディングドレスの画像は主にハイライトに調子があり、黒い車はシャドウに調子があります。これらは印刷時に調子を失いやすいので、慎重に画像処理する必要があります。
明部も暗部も多く含まれている白昼の海岸風景のような画像は、一般にコントラストが強くなります。仕上がり画像を原稿よりも硬い調子にするには中間調を減らしてシャドウとハイライトを強調すると良いです。
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2005年10月05日

色再現のサイエンスその2

 印刷でもインクジェットのようなCMYKにオレンジ色とグリーンの2色を追加したHexachromeやCMYKにRGBの3色を加えた7色のHi-Fi印刷などが考案されています。これらが実現できるのは、従来の色分解に変わって、デジタル画像をICCプロファイルによって、フォトショップとプラグインソフト、それとCMMを使ってダイレクトに分版できるからです。単なる色分解ではなく、処理にもインテントを持たせて彩度重視の再現や、シャドウ部や特定色の階調が豊かで渋い仕上がりにするなど、さまざまな再現が可能となってきました。
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2005年10月04日

色再現のサイエンス

 フィルム製版時代は、FM網点で10〜20μm程度の網点になると、現像行程で黒化濃度が安定しなかったので、一般的に普及するまでには至らなかったです。しかし最近はCTPにより、安定した刷版上での網点形成が得られるようになり、高精細印刷やFM網点の土台も変わってきました。
 またインキについても、CMYKによる4色再現を打ち破る新技術はなかなか出てこない一方で、インクジェットプリンタでは、より綺麗な色再現を追及しています。現在では、6色や7色は当たり前になってきています。オフセット印刷がこれらに対応できるようになるには、個々の職人が技術を磨くだけでは不十分で、科学的なアプローチが必要になってきています。
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2005年10月02日

色再現域

 今日は色域の違いを見て行きたいと思います。参考書には必ず色度図が載っているので、その図も覚えるようにしてください。
1.AdobeRGBとsRGBの色域を比べるとAdobeRGBの方が広い
2.RGBとCMYKの色域を比べると、どちらが広いとはいえません
3.JAPAN COLORのシアンとイエロー部分がsRGBの色域より広いのは、明部から暗部までの広い範囲に渡ります。
4.JAPAN COLORとAdobeRGBとsRGBの赤色について比べると、ほぼ等しいといえます。
5.AdobeRGB域一杯に再現した緑色はかなり彩度が高く、sRGBやJAPAN COLORでは再現できません。
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2005年10月01日

光源と色の見え方

 太陽光は、480nmあたりを頂点とするなだらかな山形の分光特性を持ち、人にとって基準となる自然な見え方がする光源です。
 昼光色蛍光灯は長波長(780nm)成分が少ないので、赤がくすんで見える光源です。
 白熱灯は短波長(400nm)成分が少ないので、青がくすんで見える光源です。
 LEDは600nmあたりのほぼ一定の波長エネルギーしかない光源です。
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