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2006年11月27日

印刷物の制作2

先週はDTP用とWeb用の制作上の注意点で、@解像度の違いを説明しました。
今週は色の見え方の違いについてを説明しましょう。
A色の表現方法の違い
色は太陽の光が物にぶつかり、そこから反射された光を大脳が可視光として色を識別しています。太陽光は白色光と呼ばれ、電磁波(単位はnmナノメータ)の一部です。
人間が目に見える色を可視光といい、電磁波の中の赤外線から紫外線の間をいい、短い順に青紫、藍、青、緑、黄、橙、赤(380nm〜780nm)になります。このうち赤(R)緑(G)青紫(B)を基本色としたRGBと藍(C)紅(M)黄(Y)+黒(K)を基本色としたCMYKの二つの色表現方法があります。

パソコンの画面ではRGBで見えますが、印刷はCMYKで印刷します。
DTPが普及して、印刷物のデータをパソコンで作るようになりましたが、見えてる色の表現方法が違うので画面を見ているだけでは、出来上がりの印刷物の色は正確にはわかりません。
なのでデータを作った後はCMYKに変換してから校正に回すようにしなければなりません。

最近ではカラーマネジメントといって、モニターや印刷物の違いを統一管理する考え方が普及してきました。
主にカラーマッチングしたり、キャリブレーションといってモニターの色調整をしたり、プロファイルを作ってその情報で印刷まで意思統一をしていくことです。
詳しく説明するとあまりに広大で専門的過ぎるので概略だけの説明にします。

来週はBデータ形式などそれぞれ特有の制約の違いについて説明していきます。



posted by seeds at 11:30| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | DTPの知識/試験対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月19日

印刷物の制作

企画が固まり用紙も決定すると、いよいよデザインに入ります。
近年DTPが当たり前になり、お客様の社内で原稿データまで完成されることが多くなりました。アドビ社のイラストレータやフォトショップといったソフトが普及し、社内の企画部門などで作れるようになった為です。

しかし同じ画像でもDTP(印刷)用に使う場合とWeb(インターネットのホームページ)用に使う場合とでは、かなり違いがあるため、気をつけなければならない点が何点かあります。

DTP用とWeb用の違いは主に下記のとおりです。
@解像度の違い
A色の表現方法の違い
Bデータ形式などそれぞれ特有の制約の違い

@解像度の違い
解像度というのはppiという単位で表され、1インチ当りにある画素の数のことです。画素(ピクセル)はその中に色と階調を持つのでdpiと表現されてもいます。
パソコンのモニターは100dpi程度ですが、印刷用には350dpi程度必要です。
つまりパソコンでは普通に見えている写真もA4くらいの大きさに印刷するとギザギザがいっぱい出てしまうわけです。
写真を入稿する場合は、データの解像度の設定をしっかり確認しなければ後でトラブルになるので気をつけましょう。

長くなるのでAとBは来週説明します。

posted by seeds at 15:15| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | DTPの知識/試験対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

印刷物の企画3

先週は、用紙の大まかな種類を説明しました。
今週は原紙のサイズや仕上げ寸法、そして紙目についてご説明しましょう。

用紙は製紙会社で抄造され、一次代理店→二次代理店(→三次代理店)を経由して印刷会社に搬入されます。印刷・加工前なのでこの用紙を原紙と呼びます。

細かくサイズをいえば、薄物だけで10数種類あり、板紙、特にコートボールではそれ以上のサイズがあります。
主なサイズは添付ファイルのとおりです。用紙サイズ.xls

なお四六判とほぼ同寸のL判というのがありますが、これはコートボールなど厚紙特有の寸法です。

実際に印刷する際は、印刷物の大きさや取り数に合わせて原紙を断裁して印刷しやすい大きさにしてから印刷機に掛けます。
断ち方も添付ファイルに掲載しましたので参照してください。

最後にこれもぜひ頭に入れておかなければならないのが、紙目です。
なんの事だかわかりますか?

紙は抄造する過程の流れの向きによって巻きやすい方向があり、これを紙目といいます。書籍では紙目はノド(背表紙)に平行に通るように向きを考えて印刷しなければいけません。(正確には印刷版に原稿を焼き付けるときの向きですね)

実はパッケージにも紙目は大事なんですよ。パッケージでは通常糊白に対して直角に紙目を通します。
一度家庭にある薬の箱などで確認してみてください。面白いですよ。

この紙目のせいで取りが悪くなり、見積もりにかなり影響してしまうときがありますので、重要な要素です。

用紙のことはここまでです。なかなか紙と一口にいっても奥が深いでしょ?
ではまた、来週に。


posted by seeds at 10:53| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DTPの知識/試験対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月05日

印刷物の企画2

今週は制作に入る前に決めなければならない用紙について説明します。

用紙の選択は重要で、用紙によってはデザインされたものが印刷できなかったり、ロスが多くてコストがかかりすぎるということが起きてしまいます。
特殊な用紙を使うときは、実際の用紙を取り寄せて本紙校正したりして、事前の打合せや確認が絶対に必要になります。

一口に紙といってもいろんな種類があるのは、ご存知だと思います。
身近なところでは、新聞紙、コピー用紙ですが、雑誌などはコート紙が使われますし、写真集や美術本にはもっと高級なアート紙が使われます。
これらは通常、薄物(単に紙厚が薄いから)といいますが、このコート紙、アート紙もグロス系(光沢あり)マット系(光沢なし)ダル系(その中間)に分かれます。
書籍の本文の部分には上質紙やちょっと淡いクリーム色の書籍用紙も使われます。

絆創膏や風邪薬のパッケージはちょっと厚い板紙といわれるジャンルの用紙が使われています。その板紙の中にもカード紙という裏面も白いものから
コートボール(裏が鼠色)、さらには表面が黄色っぽいクラフトボールなど様々な紙があります。

長くなってしまったので、今週はこの辺で終わりにします。
まだまだ用紙に関しては説明が必要なので来週はこの続きを説明いたします。
posted by seeds at 09:35| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DTPの知識/試験対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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